39. ノンタンおやすみなさい~ノンタンは許せる。こぐまちゃんは許さない~
参考文献:『ノンタンおやすみなさい』キヨノサチコ著、偕成社(1976)
眠くなくて寝たくないノンタンが、お外に遊びに行っちゃう絵本。
こぐまちゃんシリーズには一切の興味を持ってくれないめめちゃんだけど、ノンタンの話は、おとなしく聞いてくれた。
うちに白っぽい猫がいるからノンタンは許せるのか、単純にこぐまちゃんが嫌いなだけなのかは、謎。
めめちゃん(11か月)にとってはちょっと長めだけど、色が鮮やかだったり、ノンタンの表情がくるくる変わるのがいいのかも…しれない。
以下、ネタバレあります。
夜8時半に、お外に飛び出して、遊べる友達を探しに行くノンタン。
最終的にふくろうくんと鬼ごっこし出すけれど、暗くて石にぶつかったり、水たまりにはまって、(むかついて)家に帰っていくノンタン。
ノンタン、動きがわりとブレイブ。石見えないほど暗い中を走り回るとか、(おばけとか、そういう怖さはないんだ…)っていう、ある意味肩透かし感。
私は実家の裏が墓地だったから、子供の頃、墓地側の窓がすごく怖かった。
ある時、リンリンするような、なんか金属っぽい音が断続的に聞こえて来て、もう絶望しかなかった。
こんな時間にお墓に人いないでしょと思いつつ、じゃあ何の音なんだっていう。
結論…こいのぼりのポールに、ワイヤーが当たる音だった。おばけじゃなかった。
ちなみに、夜中のお墓に人は…一度だけいたことがある。
お風呂に入ってたら、外から若い男女(複数)の声が聞こえた…肝試ししてた。
ふくろうの真似して、おどかしてみようかと思ったけど、やらなかった、えらい。
だから繰り返しになるけど、ノンタンは、だいぶブレイブ。
ノンタンシリーズ、他の絵本も買ってみようかぁ。