めめちゃんの本棚

めめちゃん(0歳)への絵本(日本語・英語)読み聞かせの記録。時にツッコミ、時に母の旅の思い出。

1. こぐまちゃんのどろあそび(わかやまけん・もりひさし・わだよしおみ著、こぐま社(1973)~世の理不尽を学ぶ~

参考文献:『こぐまちゃんのどろあそび わかやまけん・もりひさし・わだよしおみ著、こぐま社(1973)』

 

このブログを書こうというきっかけになった絵本。

 

シリーズの『しろくまちゃんのホットケーキ』がわりと可愛らしい普通の本なので、この本もまあそんな感じだろうと期待していなかった。

 

それが、家で娘に読み出して、衝撃。

 

※ネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泥団子を作って並べていたこぐまちゃん。

 

律儀に並べていたこぐまちゃん。

 

次の瞬間、いきなり現れたしろくまちゃんに、理不尽に泥団子を踏みつぶされる…!

 

えーって。5ページ目にして、世の中の理不尽さの洗礼を受ける。

 

からの、取っ組み合いの乱闘

 

ポーカーフェイスのくま2人(?)の乱闘。

 

最近の漫画とかアニメで、こういう理不尽さってあまり見ない気がして。

 

の○太のくせに、に通じる理不尽さ。

 

あと、泥遊びって言いながら、遊び方も割とシュール。

 

そういえば、子供の頃、社宅の庭を夜まで掘り続けて(1メートルくらい)、親に怒られたことを思い出しました。

 

でも、あの達成感は、今も覚えてる…砂利しか出てこなかったけど。

 

世の中の理不尽さを子供に教えたい方、そういえば昔穴掘ったなぁ、という思い出に浸りたい方にはおすすめです。

 

なお、めめちゃん(9か月)にはまだちょっと難しいのか、わりと無の表情で聞いています。早く分かち合いたいな、この思い。